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ヴェラ(''Werra'' )は1950年代から1960年代にかけてカール・ツァイス・イエナ〔『別冊ステレオサウンド ヴィンテージカメラセレクション』p.82。〕が製造したコンパクトカメラである。 135フィルムを使用し24×36mm(ライカ)判。日本には直接輸入されず、後に中古品が少数入って来たに留まった〔『クラシックカメラ専科No.16、コンパクトカメラ』p.147。〕。 中級カメラであるにも関わらず非常に凝った特徴が多いカメラで、特によく採り上げられるのはフィルム巻上げとシャッターチャージがレンズ基部のリングを回転させることにより行なう方法である〔。 レンズカバーは外して逆向きに取り付けるとレンズフードになる〔『別冊ステレオサウンド ヴィンテージカメラセレクション』p.83。〕。 シャッターに関してはコンパーやフェブーアは一般的な往復羽根方式だが、プレストールRVSは回転羽根方式で、1/750秒を安定して出せた。セットの時も羽根が開くので、遮光用の羽根を別に用意して巻き上げ完了で一緒に開くようになっている。しかし一部ではこの特長を知らず「1/750秒のレンズシャッターの速度標示などは経験的に信用がおけない」と逆に不信感を引き起こす結果にもなった〔『クラシックカメラ専科No.16、コンパクトカメラ』p.149。〕。 == 製品一覧 == 一般に時代が後になればなるほど安物の感じがある〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴェラ (カメラ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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